ジュネーブ
2026年1月17日、リビア沖の公海にある捜索救助エリアで救難信号に向かうNGO「SOSメディテラネ」が運航する救助船「オーシャン・バイキング」の後部甲板に座る移民たち(写真提供:サミール・アル・ドゥーミ/AFP)
国連移民局は1月26日、ここ数日地中海中部で複数の死亡事故が報告されたことを受け、数百人の移民が海上で行方不明になったり、死亡の恐れがあると警告した。
国際移住機関は、これらの報道を「深く懸念」しており、現在検証中であると述べた。同庁は声明で「過去10日間に複数の船が関与したとみられ、事前情報によると数百人が行方不明か海上で死亡する恐れがあると示唆されている」と述べた。
同庁は、悪天候により捜索救助活動が大幅に妨げられていると警告した。
IOM広報担当ホルヘ・ガリンド氏はAFPに対し、「1月23日と25日に3隻の沈没が報告され、少なくとも104人が死亡した」と語った。
IOMの行方不明移民プロジェクトのデータアナリスト、メルナ・アブデルジム氏によると、報告された残骸にはチュニジアとリビアから出発したとみられるボートが含まれていたという。 IOMは情報をまだ確認中だとしながらも、チュニジアのスファックスから出発したボートでの捜索救助活動を受けて、イタリアのランペドゥーサ島で3人の死亡が確認されたと発表した。
「犠牲者には約1歳の双子の女児も含まれており、飛行機が着陸する直前に低体温症で死亡した」と声明は述べた。声明によると、1人も低体温症で死亡した。
また、同じ作戦の生存者らは、同じ場所から同時に出発した別の船が到着しなかったと報告した。
同庁は、1月14日から21日にかけて380人を乗せてチュニジアを出航したボート9隻が行方不明になっているという報告も調査していた。
IOMは声明で「2026年の最初の数週間は数十万人が行方不明のままになると予想される」と述べた。