ドイツの州議会議員が極右勢力の台頭に対抗する新知事を選出
ベルリン(AP通信)―わずか7カ月後に迫った地方選挙で主流政党が極右政党「ドイツのための選択肢」の勝利を阻止しようとする中、ドイツ東部の州の議員らは水曜日、新知事を選出した。 ザクセン・アンハルト州議会は、ドイツ首相フリードリヒ・メルツ氏率いる中道右派キリスト教民主同盟のメンバーであるスヴェン・シュルツ氏を、長年務めたライナー・ハゼロフ氏の後任に選出した。 ハッセルホフ氏(71歳)は、2011年以来人口約220万人の州を率いてきた。シュルツ氏(46歳)は、昨年9月6日の州選挙でハッセルホフ氏の後任知事となるCDU候補者に指名された。 ドイツでは知事が後任に有権者の間で知名度を高める機会を与えるために任期途中で政権を引き継ぐのが非常に一般的だが、ハゼロフ氏はもともと任期を全うすることに熱心だった。しかし、「ドイツのための選択肢」(AfD)に対する地域の支持が高すぎるため、同氏は今月、早期に辞任すると発表した。 昨年の国政選挙でドイツ連邦議会第2党となったAfDは、旧共産主義国でそれほど繁栄していない東部で最も勢力を誇っている。移民反対はAfDの特徴的な争点だが、主流政党はこれとの協力を拒否している。しかし、同国経済の低迷など他の問題に対する不満を利用する術も示している。 近年では、2021年の前回州選挙でのハッセルホフ氏自身を含む元現職知事の一部が、比較的人気のある現職としてAfDの挑戦をかわすことに成功している。シュルツ氏はこの時点でザクセン・アンハルト州の経済大臣となっていたが、もしハゼロフ氏が政権に留まっていれば、その潜在的な優位性を欠いていただろう。 AfDはこれまでのところ、2024年に隣接する東部チューリンゲン州で行われる州選挙で第1党に浮上しているが、州レベルではまだ政権を獲得していない。 Source link